カウンセリングって話すだけで本当に効果があるの?という疑問に簡単に答えるとしたら・・・

カウンセリングって?
はじめに
カウンセリングなんてただ話すだけ。「親しい友達に悩み相談するのと何か違うの?」と思う人もいると思います。ここでは、カウンセリングのことをできるだけ簡単に解説します。

◉ この記事を読んで欲しい人 ⇩

  • カウンセリングに興味がある人
  • カウンセリングの効果に疑問がある人
  • カウンセリングをやめたい人

◉ 簡単な答え ⇩

A.   効果はあります。でも余計に辛くなることにも覚悟が必要です。

 

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カウンセリング

色々な手段がありますが、基本的には週1〜月1程度でカウンセラーの元に出向き、椅子に座って、40分〜1時間程お話をします。(時間や回数はカウンセラーの考え方や、病院の診療点数や精神科医の方針によって変わります。)

※ 日本では「相談・面接」全般を「カウンセリング」と言ったりするので、エステでもローンでもなんでも「カウンセリング」と表現されますが、ここでは精神、心のカウンセリングのことです。

下記には、メリットとデメリットを挙げましたが、デメリットの方が項目数は多くなっています。
でもそのデメリットをこえること」がカウンセリングだと思って読んで下さい。

カウンセリングのメリット

専門家であるという安心

「カウンセリング」という言葉がある以上「カウンセラー」という職種がその道のプロフェッショナル。ということはやっぱりお金を払って話を聞いてもらっているということに安心感がうまれます。この人なら仕事なのだから秘密も守ってくれると考えるし、忖度も必要ありませんから。

またカウンセラーはその人がかかえている病気や障害も勉強して理解しています。これまでにも同じ病に苦しむ人をカウンセリングした経験があればあるほど、抱えるものを理解する力は信頼できると思います。

他人であるという安心

家族や友人に相談すると、嫌われたくない幻滅されたくない裏切りたくない差別されたくないなどの理由から、話したくても話せないことが多くなり、結局悩みを曖昧にしてしまうことが多くなります。

その点カウンセラーは他人なので、話した内容によって自分の周囲が変わってしまうということはありません。他人に何を話しても、自分の世界は守られます。

カウンセリングのデメリット

具体的なアドバイスは求められない

「こうしたらいいよ」「それはやめた方がいいよ」というアドバイスはカウンセラーはできません。(中にはいるかもしれませんが、基本的には具体的なアドバイスはできません
よって、はっきりとした文言を欲している人はスッキリしないと思います。叱ってほしいとめてほしい褒めてほしいと思っても、それはカウンセリングですることではないです。

自分の嫌な部分も発見する

カウンセリングを必要としている人の多くは、「悩みを抱えている」ので、カウンセリングを始める時点で「本来の自分」からしたら「マイナス」の場所(何かが欠落した自分)にいるんだと思っているはずです。

そのため、カウンセリングの中で、どんどん見えてくるのは自分の嫌いな部分です。その部分を取り上げて話し合うことになるので、嫌いな自分を見つめ続けなくてはいけません。何かでごまかしたい、隠したいと思っても、カウンセリングで明るみに出てきてしまった以上、自分には隠しきれません。

過去のトラウマがうずいたりする

「トラウマ」「PTSD」などという言葉を聞いたことがありますよね。
自分を守るために脳が忘れさせている(無意識にしまい込んだ)記憶で、何かの拍子にパニックにさせたり、恐怖を再現したり、呼吸を苦しくしたり、というような悪さをしてきます。

カウンセリングではそんな記憶がよみがえってくることがあります。

虐待されていた、悲惨な現場を見た、犯罪被害者など。通常の生活を送るために、なんとかかんとか脳がごまかしてくれているのですが、カウンセリングではその蓋が開いてしまうことあります。苦しんでいる根元にその記憶があったりするからです。

個人的には、良いカウンセリングは「無意識に向かって穴を掘る」ことだと思っていますから、悪いことではないんですが、本人にとっては大きなデメリットでもありますね。

次のカウンセリングまで待てない

カウンセラーとの話はすぐに終わって、部屋を出たら通常の生活が始まります。話した内容を反芻したり、自分自身をもっと深く見つめてみたり、改善しようとしてみたり。人はずっと考えてしまう生き物なので、思考は止まりません。そのため、次のカウンセリングまでに何回も苦しくなったり、疑問だらけになったりします。

そんな時「すぐにでも先生に話を聞いてほしい!」となるでしょう。

でも、おそらくカウンセラーは別日を設けてくれません。電話すらつながらない場合もあります。
これは「治療」のけじめ をつけると同時に、治療の一環でもあるからです。

また、カウンセラーの立場を守るという面もあります。緊急の電話がなりっぱなしになると、他のカウンセリングにも生活にもカウンセラーの心にも悪い影響を及ぼしますから。

デメリットに対して覚悟を持った人には良い

私自身も、高校生の時からカウンセラーを目指していましたが、大学院に入って本当に驚きました。本格的なカウンセリングの授業では、泣く人もいるし、ドロップアウトもあります。それくらい辛すぎるんです。

カウンセラーは自分自身が見つめられなくては話になりません。
自分自身を見つめることは、自分を崩壊させることなのかと思いましたし、今でも思っています。ただその後には、本当の自分(少しイっちゃってるくらいの自分++;)になります。
でもまた煮詰まります。その繰り返しでボロボロですよ笑

だから、クライエントである人にも覚悟が必要です。
良い効果を得ようとするなら特に。

私のこれまでのカウンセリング経験でも、苦しくなったり、怒ったりして「もうやめます!」と言って中断した人がいました。(これ、私も傷つくんですよ、ホントにT.T)
でも皆さん「やっぱりお願いします」って戻ってきてくれます。

再び開始するカウンセリングは、本当に別物になります。
クライエントも別人になります。
きっと、中断中に何か心の中で変化があったんだと思います。
もちろん私にもあります。

まとめ

色々書きましたが、実は、カウンセリングは、クライエントとカウンセラーとの「縁」からすでに治療が始まっていると言っても過言ではありません。

数いる中で、運命的に2人が出会ってカウンセリングが始まるわけですから。
カウンセラーにも来るべくして、そのクライエントが来ると言われています。

カウンセリングは生き物です。
2人で育てていくことによって、成果がうまれます。
苦しんだり、傷ついたりしている自分を受け入れる前にはまずさらけ出さないといけません。

その「覚悟」さえあったら「カウンセリング」はとても良いものですよ♪

 

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