小学生の息子の成長ホルモンの医療記録を紹介します。「低身長」で注射を打っている子供の詳細情報や記録がなかなか見つからなかったので、同じような悩みを抱えている人の参考までに。(令和1年の記事)
◉ この記事を読んで欲しい人⇩
- 子供の身長の伸びが気になっている人
- 成長ホルモン注射を考えている人
- 成長ホルモン注射の本当の効果を知りたい人
◉ この記事に書いてあること⇩
9歳の息子の成長ホルモン注射開始 9ヶ月 経過時点での効果
成長ホルモン注射の1年目の効果
現在 9ヶ月が経ちました。
その月ごとで伸び率は違いますが、それでもかなり効果がでているのではないかと思っています。
これまでの結果をまとめて書きます。(約4週間ごと)
最初の1ヶ月で + 0.9 ㎝
次の4週間後 + 0.5 ㎝
+ 0.5 ㎝
+ 0.6 ㎝
+ 0.8 ㎝
+ 0.5 ㎝
+ 0.4 ㎝
+ 0.9 ㎝
+ 0.7 ㎝
トータルで 5.8 ㎝ 伸びたことになりました。
実は最後の計測からまた0.2㎝ほど伸びていましたので、
「 約 6 ㎝ 」 伸びてくれました。
平均的な9歳男子の伸びは年4〜6センチほどだと思うので、
9ヶ月で「6センチ」はすごいと思います。
多分1年で「8センチ」はいくと思います。
追記:あれからまた伸びまして、今のところ、10ヶ月弱で合計 6.7 ㎝という結果になっています。
信じられないことに増やした途端に、ググッと伸びました・・・1週間で「 0.4 ㎝」 も。
成長ホルモン注射の効果を得るために
低身長に対する「成長ホルモン注射」の効果については色々と目にしましたが、
・ 1年目は平均8センチ程度の伸び
とのこと。
でも、成長ホルモン注射を始めた時期が、ちょうど二次性徴とかぶった人は、良い数字がでるわけで、幼稚園や小学校の子供たちとも合わせた「平均」だとどうなんだ?と疑問を感じていました。
それでも息子は「8㎝」は超えそうです。
小学校低学年は伸び悩む時期だと思っていましたので「平均」はあてはまるようです。
息子は、学年の中で一番の伸びでした。
正直、注射の効果がなければ意味がない
息子はぐんぐん伸びているので病院のスタッフにも驚かれています。
「こんなに順調に伸びる子はいないよ」と褒められます。
でも正直に言ってしまうと、こっちとしてはこれくらい効果がでないのであれば、1ヶ月で約8万も払いたくないです。他の子供たちはどんな効果を得られているのか・・・と思ってしまいます。
たとえ助成金で無料になるとしても効果がなければ意味がないのに。
子供なんて、毎日我慢して注射されているわけで、普通に伸びていくよりも速いスピードで成長できないと割りがあいませんよ。
成長は「個人差」で済まされちゃう分、本当に難しいところです。
もともと体内にあるものを追加投与することは 効果が非常に分かりにくい です。
投与量を見直すことの大切さ
他記事でも、しつこいくらいに(医者でもない)私が主張していますが、やっぱり「投与量」を増やしていることが効果を大きくしているんだと考えています。
参考に
メルクセローノ株式会社 成長ホルモン分泌不全性低身長症 ホルモン分泌不全性低身長症の実態
他にも海外文献で量別の効果を比較研究してあった論文があったのですが、今見当たらず、再発見したらアップしておきます。
薬品メーカーに直接問い合わせても、きちんとした適量については「医師の指示で」とのことです。「最近の研究結果を発表している論文がどこで見られるのか」と聞きましたが、「分かりかねる」と言われてしまいました。
日本の医師もそれぞれで注射量の指示が微妙に違います。
自分の臨床例を基にしたそれぞれのカスタムのようです。
それでもやっぱり日本は少なめです。害の方が怖いからだと思う。
他国では、効果が少なければ、すぐに量を増やしてくれることもあるようです!
我が家の冒険
現在の投与量は、1回 1.0mgを7回/週にしています。体重約30kg。
体重26kg〜30kgだと、0.85 mg、0.9mgを打つことを提案する医師もいたので、1.0 mgでも決して多すぎる量とは言えません。
ちなみに説明書通りにいくと、体重30kgだと、1回 0.75mgになります。
本当を言うと、1.2mgくらいは打ちたいところです。
なぜかというと、0.9から 1.0 に増やした途端、やっぱりすごく伸びたから。
息子も「量が多くなるとびっくりして伸びるのかな」と言っていました笑
高額治療だからこそ・・・
成長ホルモン注射は高い!!
量を増やせばもちろん費用がかなりかかります。
現在月約8万〜9万程度。
苦しい!
ただ、体重が増えれば増えるほど、効果のある量が多くなるので、もっともっとお金がかかります。そのため、体重が軽いうちに多めの量を打つのがコスパが良いのではないでしょうか?
・・・つまり、小学校のうちに平均までガンガン伸ばしておくのが理想。
まとめ
何度も言いますが、私は勝手に増やしています 😥 。
※家族に医師がいます。科は違うので断定はしませんが、骨端線が閉じていないことと、血圧や体重減少が異常ではないことに注意していれば、少しくらいのオーバーは問題ないと言われました。「内分泌」の分厚い本をもってきて、読んで仕組みを理解しなさいと注意されました。
内分泌学会の医師の皆様に、注意されそうな記事になっています。
「あくまで用量を守るように」と書かれていることはご承知おきください!(汗)
責任は負いかねます!
でも、同じく子供のことで悩んでいる親御さんの突破口になれば^^